10年ほど乗ってきたHONDAのCR-Z。
スポーツタイプのいいクルマでしたが、結局、高齢の両親や親戚の評判が最悪で、同じHONDAのN-BOXに買い替えました。
これなら乗り降りも楽で、4人まで乗れるし、今までのCR-Zの悪評を挽回できそう。(CR-Zは一応、4人乗りなのですが後部座席はほとんどスペースがない)
クルマを買う(3)(終わり)
定年後の生き方について書かれた本。
それの書評です。
著者は1955年生まれなので、自分より若干上の世代。
・・・ただ、同じ『しらけ世代』に属するようで、この世代の特徴は、主語が『オレ、私』であることだそうです。自分しか興味がない、独立心が旺盛。自主自立を重んじる世代で、これはなにかというと『我々は』と言ってしまう団塊の世代とは対照的・・・
そんなことを言ってますね。で、かなり同感です。
それで、だから、定年後を好きに生きるべき、という考え方もまったく同意しますね。
しかし、この好きに生きるということ。
じゃあ具体的に何をすべきなのか。自分らしい、自分だけの定年後。
それを見つけるのが本当に難しい。
10代後半から20代にかけて、自分は何をしたいのか、何に向いているのか。
自分探しの時期がありました。
それを、またやらなければならない。
そんな重い空気も感じるのです。
定年後を好きに生きる(終わり)
「エンジン屋」がエンジンを捨てる――。ホンダが2040年までに世界で販売する四輪車のすべてを電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)に切り替えると発表した。
ホンダの新社長の三部さんの発表でしたね。これはインパクトが大きかったですね。
それに関連した記事・・・・
ホンダが発表した方針には、エンジンで発電しモーターで駆動するハイブリッド車(HV)は含まれていない。額面通りの「脱エンジン宣言」である。二酸化炭素(CO2)を少しでも出す新車の販売を一切やめる戦略を打ち出したのは、日本の自動車メーカーでは初めてである。・・・・
一方のトヨタは、
2050年までのカーボンニュートラル達成の計画を見直し、EV、FCVにHVを含めて日本、北米、欧州、中国と4つの地域別にそれぞれの販売比率を初めて公表し、2030年のHVを含む電動車販売は世界で800万台と、2019年の「2025年時点で550万台」から引き上げた。EVとFCVだけに絞っても200万台とし、従来目標の100万台から倍増させた。
やはり、HVにはこだわりがあって、電動車にHVを含めています。ここがホンダとは違うところ。
それとFCV。水素は辞めない。
国を背負うトヨタとそうではないホンダ、そんな違いが浮かび上がってきます。
ホンダとトヨタ(終わり)
高齢者雇用安定法が施行されて、70歳まで働くことが推奨されるようになりました。今はまだ、70歳定年は努力義務に過ぎないのですが、早晩、義務化されるものと言われています。
そのときの年金についての記事です・・・
65歳以降も働くとなると70歳までの間、厚生年金の保険料を支払うこととなったり、収入によっては年金の繰り下げ受給による増額効果が適用されない場合もあるなど、働き方によっては年金の受取額が減って損をしてしまうこともありえます。また、70歳まで働ける環境が整備されていくことで、今後は年金の受給開始年齢が70歳になることも想定されます。・・・・
これは、ありえる話ですね。
特に、70歳が年金開始年齢になるのはもはや既定路線だと思います。
これからの年金のこと(終わり)
中国での電池生産の現状です。
中国車載電池産業革新連盟が発表した統計によると、2021年5月のリン酸鉄リチウム電池生産量は前年同月から4.2倍の8.8ギガワット時(GWh)となり、車載電池生産量全体の63.6%を占めた。1~5月は前年同期から4.6倍の29.9GWhで、車載電池全体の50.3%を占めた。2020年末現在、中国の車載電池全体量に占める割合は三元系リチウムイオン電池が58.1%、リン酸鉄リチウム電池が41.4%で、後者の割合が増えてきている。
搭載量を見ると、5月のリン酸鉄リチウム電池搭載量は前年同月から5.6倍の4.5ギガワット時で、4月比で40.9%増えた。1~5月は前年同期から5.6倍の17.1ギガワット時で、搭載量全体の41.3%を占めている。
国内の新エネルギー車(NEV)メーカー関係者によると、400~600キロの航続距離を実現できれば、圧倒的多数の消費者の需要を満たすことができる。ここ2年の技術革新でリン酸鉄リチウム電池はこの航続距離を達成し、価格面でも三元系電池を上回った。三元系電池は悪天候に強いが、NEV普及率の高い地域は現在、気候環境の良い地域に集中している。
リン酸鉄系リチウムイオン電池
リン酸鉄系リチウムイオン電池とは、リン酸を正極に使用している電池です。
電池内で発熱はあっても熱暴走が起こりにくく、安全性が高いと言われている電池です。また、原材料費が安く、マンガン系リチウムイオン電池などと比較して、安く製造することができます。電動工具や電動自動車などで使用されています。
三元系リチウムイオン電池
三元系とは、NMC(ニッケル、マンガン、コバルトの頭文字を取った化合物)を正極に使用している電池です。コバルト系リチウムイオン電池よりも安全性を高め、車載向けに改良されたものとなります。発熱量が少なく低温時の放電特性にも優れています。医療機器や電動自動車などで使用されています。
性能を満たせば、当然、安い方がいい。
当面は、リン酸鉄系リチウムイオン電池が主流ということ。
中国の電池生産(終わり)
水素ガスを燃やす工業用のバーナーを開発するという記事です。
・・・・・
東邦ガスは24日、アイシンと共同で水素を燃料に用いた工業炉バーナーの実証実験を開始すると発表した。アイシンの自動車部品の工場で、東邦ガスが設計したバーナーの評価を実施。2026年3月までにアイシンの工業炉バーナーでの実用化を目指す。・・・・
アイシンはトヨタ系の自動車部品メーカー。
先日、トヨタは、水素エンジン車を発表しました。こちらも内燃機関で水素を燃やして走るクルマです。
近い将来、水素社会は来る。
しかし、そのとき、水素の利用=燃料電池(FCEVなど)だけだと、燃料電池が高すぎてコストがあわず、成立しない。水素をもっと安く使える方法が必要、ということだと思います。
逆に言えば、水素を将来エネルギーに位置付けて、延々と研究開発を続けてきた日本。その尻ぬぐいをトヨタがやっているようにも思えます。
水素バーナー(終わり)
以前、中国企業や技術の進化について書きました。
こんな内容・・・・
2005年くらいだったと思うのですが、以前勤めていた会社の会議で、中国製品が話題になったことがありました。完全な模倣で、それも粗悪品。
こんなものが商品になるのか、そんな雰囲気でしたね。
この印象が強くて、中国製=粗悪、という図式が、頭の中に刷り込まれたように思います。それと同時に、中国の技術をいつも下に見る癖も。
当時は完全に侮ってました。
日本と中国では、モノづくりについては圧倒的な差がある、と。それから15年あまりが経過したわけですが、もはや、デジタルエコノミーの主役は中国企業。最先端技術は中国にあるようです。・・・
そんな自分のことを言われているような記事が出てました・・・
最近の日本の中国に対する論調、
『「日本には四季があり、水道も安全」という自虐的揶揄』
これは、もはやハイテクでも勝てず、経済もボロボロな少子高齢化国家の日本、もう四季と水道ぐらいしか誇るべきものがなくなった、という自虐的な揶揄ということだそうです。
1970年代から80年代に駆け上がった経済大国日本。
2000年から2020年にかけて著しく成長した共産主義国家である中国。
資本主義とは対局にある共産主義の下で、富を蓄積し、経済成長に邁進する中国の姿は異様にも見えたのですが、もはや、巨大化した中国の存在は無視できない。
そんな今、侮ったり、自虐的なことを言ったりしても意味がない。
中国に勝った、負けたということではなく、彼らの技術力や生産能力を利用しつつ、付き合ってゆくしかない、その工夫が欲しい、と思うのです。
中国に完敗?(終わり)