自分に合った働き方を堂々と選択できる年、
それが定年退職。
少し遅いようにも思えるのですが、これを機に働き方を変えます。
定年退職=リタイア、という図式ではなく、単に定年で今の自分にあった働き方に変える、ということです。
退職後はどうしようか、再就職先を探そう、とか、趣味とか持たないといけないし、とか、時間を持て余して暇になってしまって、社会との接点がなくなってしまう、とか、ボランティアとかやるべきとか、いろいろ言われているのですが、
こうした話がぜんぜん納得できなくて、ぜんぜんピンときませんでした。
違うんだよな
最近、言われている「働き方改革」
日本政府の政策は以下の通り;
(1)非正規雇用の待遇差改善
(2)長時間労働の是正
(3)柔軟な働き方ができる環境づくり
(4)ダイバーシティの推進 ※ダイバーシティー/diversity
(5)賃金引き上げと労働生産性向上
(6)再就職支援と人材育成
(7)ハラスメント防止対策
長時間労働の是正とか柔軟な働き方、に魅力を感じます。
でも、今の自分にぴったりするのは以下です。
5段階の働き方の進化;
働き方1.0 年功序列、終身雇用の日本的雇用慣行
働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード
働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)
働き方5.0 機械がすべての仕事を行なうユートピア/ディストピア
※ギグエコノミー;インターネットを通じて単発の仕事を請け負う働き方のこと
※ディストピア;個人の自由が制限(監視社会)された反ユートピア的な世界を指す言葉
今まで自分は勤めてきた企業は、働き方1.0でした。部分的に成果主義を取り入れていたと思うのですが、その比率が低くて実態はやはり働き方1.0だったと思います。
これはこれで、安心して勤められるということでいい部分はあると思うのですが、時代の変化、スピードに合ってません。働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)の時代だと思います。
働き方1.0 ⇒ 働き方4.0 への進化、
それを目指したい。
ギグエコノミーには年齢は関係ありません。顧客が満足するかどうか、だけです。
わずらわしい古い会社の慣行や人間関係もありません。あっさりと、簡潔に、効率的に仕事ができそう。
これに魅力を感じます。
また、今回のコロナ禍。
図らずも、会社に出社しなくても仕事ができてしまうことが証明されました。ギグエコノミーの領域はますます拡大してゆくと思います。
そして、今まさに自分がその一員になる、ということです。
働き方を考える(1)(終わり)