Blog 真っ青な空

工学博士が環境を考える

基礎研究から商品化まで

企業に在籍しているときに、基礎研究から商品化までの仕事をこなしました。

 

会社は組織なので、仕事は分担して行うのが普通です。でも、新事業となると、なにがなんなのかよくわからず、誰がやるのか、はっきりせず、混乱しがちです。ということもあって、自分の場合は、ほぼそのすべてに携わりました。

もっと組織化された会社であれば、 例えば、こんな事業をイメージして、こんな基礎研究を始めましょう、と企画する部門があって、次に、それを受けて研究所が、研究を実施して、うまくいきそうなら、事業部が、それを事業として推進する、みたいなこともありえます。

 

自分の場合は決してそうではなかった、ということです。

 

でも、それで、やりきれたのは本当によかったと思うし、不平不満はないのですが、もっと効率的なやり方がなかったかな、と思う時もあります(分担すべきだったかな)。あと、いろいろなことを自分が担当し(担当せざるを得なかった)、あらゆることを自分が判断しました。そのため、経験を若手と共有する機会(一緒に考えるような)があまりなく、仕事の伝承という意味では不十分だったかな、とも思います(商品化には期限があったし、それを達成しなければならず、そんな余裕もなかった、という事情もあったのですが)。

 

 

 

あと、
商品化、量産化はやっぱり大変ですし(新しい問題、課題の連続です)、いくら技術者とは言え、一介のサラリーマンですから、できれば苦労はしたくない。

 

日々、過ごせればそれでいいと考えがち。

 

でも、それだと会社の発展はもちろんないし、技術者としての進歩もありません。

そこでは、やはり、やるぞ!という『気概』が大事です。

 

そして、その気概を生むモチベーションは、『世のため人のためにやろう』という意識だと思います。

 

その『人のため』の人には、自分の愛する人、家族、親戚、知人も当然含まれます。

かなり言い古された話なのかもしれませんが、基礎研究から商品化まで、根気よく続けてゆくためには、単に自分のやりたいこと探し、だけでなく『世のため人のため』に尽くす、という至極、単純な想いがまずは必要なのだと思っています。

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基礎研究から商品化まで(終わり)

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