Blog 真っ青な空

工学博士が環境を考える

新規事業を振り返る(3)

自分が経験した新規事業について書いています。

 

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前回は国プロについてでした。今回もそのつづきです。

 

blue2020.hateblo.jp

 

国プロに関わるということで、研究開発日程がFIXされ、予算も確保されます。しかし、あたりまえのことですが目標も明確化し、その達成を要求されるようになります。社内だけでなく、社外の学官の機関からも達成が要求され、チェックが入ります。〇〇年には新商品を上市します、ということですね。

 

自分で自分の首を絞めているような、そんな状態に追い込まれてゆきます。研究の状況が芳しくなくても、時間はどんどん過ぎてゆきます。さあ、どうなってしまうのか、不安でいっぱいです。最初に描いたバラ色の研究企画書、それから実態はずれてゆきます。やってみたらそうではなかった、ということです。そのずれをどう解釈して、どう落としてゆくのか、決着させるのか。また、産学官の3者が納得できる落としどころをいかに見つけるのか。国プロでは、そこが大事でした。

 

落としどころは結局、責任者である自分が決めました。

それが正解だったかどうか、

どの立場に立つのかでその正解は変わります。
なので今でも当時の判断が正しかったかはわかりません。

 

そんなことも思い出しました。苦い記憶です。

 

新規事業を振り返る(3)(終わり)