Blog 真っ青な空

企業を定年退職したエンジニア、科学技術コンサルタントやってます。

フリーランス元年

2021年(令和3年)は、自分にとってフリーランス元年です。

 

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2020年11月に会社を辞めて(一応、会社が決めた定年制度にしたがって退職)、同じ会社での再雇用は希望せず、自宅で、技術コンサルタントを開業しました。

 

長い間、企業(製造業)で働き、その組織で、『責任と義務』を感じつつ、あるいは技術者として『仕事の面白さ』(新技術や新商品)に魅了されつつ、研究、開発の日々を過ごしてきました。

 

それはそれで楽しかったかな。

 

で、その定年の年にコロナ禍がおこりました。

 

そして、テレワーク三昧の日々。
週に2日は、自宅で仕事をすることになりました。

 

コロナの前は、朝早くから会社に行って、夜7-8時くらいまで仕事をする、要するに会社には毎日、だいたい12時間くらいいたのですが、それが当たり前で、そのことで会社に貢献している、と思い込んでいました。

 

でも、今回のテレワーク。
自分の感覚では、会社に行っても行かなくても同じで、業務効率はかわらなかった。じゃあ、朝早くから、遅くまで会社にいたことの意味はなんなのでしょうか。

 

コロナ禍の中でのテレワーク、
『働き方の意味』を考えさせられました。

 

そして、フリーランスになることを決めました。

 

自宅で仕事ができて、そのため通勤時間がないので、ゆとりが生まれ、趣味も広げることができそう。また、何と言っても会社という組織から離れることで悩ましい人間関係から解き放たれて、ストレスフリーになれる。

 

そのメリットを強く感じたからです。

 

でも、会社員もいいもんです。ばかなことを言いあえる仲間がいたり、一つの目標に向かってチームで取り組む仕事は、つらいかもしれませんが、達成できたときの喜びは大きいし、仲間と分かち合えますし。

 

一方、フリーランスの場合、自分だけです。
話す相手すらいない。


だから、受ける仕事も自分で決めて、自分だけで仕事をして、伝票処理も全部自分でやって、税金も自分で計算して、申告します。会社員のころは、これは経理、これは総務とか、業務は分担されていたのですが、今は全部自分ひとりでやらなければなりません。

 
でも、今は、会社が決めた『定年』後を過ごしているのではなく、自分が決めて、自分が始めたフリーランスの日々です。

 

それは、やっぱり、楽しい。

 

フリーラス元年(終わり)