Blog 真っ青な空

企業を定年退職したエンジニア、科学技術コンサルタントやってます。

定年延長

もはや、定年延長は既定の路線。

f:id:BlueTech:20210429123347j:plain

その定年延長についての記事・・・・

 

www.itmedia.co.jp

 

企業の高年齢者活用への取り組み状況について、「先進型/様子見型/放置型」という3つの分類があるそうです。

(1)先進型
組織年齢構成の中長期的な変化を見越して要員計画を立て、他社に先んじて高年齢者活用に戦略的かつ継続的に取り組んで成果を出している企業のタイプが「先進型」にあたります。

(2)様子見型
高年齢化に伴い発生する課題について、ある程度把握しているものの、さまざまな制約から取り組めていない企業のタイプが「様子見型」にあたります。現実には一番多いタイプといえるでしょう。

(3)放置型
高年齢者活用について現時点でさまざまな問題を抱えながら、取り組みを後回しにしてしまっている企業のタイプが「放置型」にあたります。

 

自分の印象ですけど、(2)様子見や(3)放置が多いように思います。

 

「定年延長をするために、何から取り組めばいいのか?」という問いに対しては、「現状分析」からスタートすべき、で、その「定年延長」を前提とした現状分析の方法は大きく3種類あり、「人員分析」「賃金・人件費分析」「職場環境分析」だそうです。

 

結局、よく会社について言われる、ヒト(人員)、モノ(職場環境)、カネ(人件費)についてですね。ただ、カネについては、簡単に計算ができてしまって、固定費としては間違いなく増額になりますね。

 

この増額分を、どう稼ぐのか。
そこが人員分析と職場環境分析に因る、ということ。

 

定年延長後の給与をあまりにも下げると、モチベーションが下がり、固定費は抑えられるのですが収益はほとんど変わない、という結果になります。

 

日本は高齢化社会になることは間違いないので、『先進型』への転換しか、選択肢がないように思います。

 

定年延長(終わり)