去年、企業を定年退職して、もう給与所得はないのですが、去年の給与所得に応じた住民税を今年も払わなくてはならないのです。それは、所得税と違って、住民税は前年の収入に対して課税されるからです。
その住民税が変わったそうです。
今回、変わったのは、基礎控除。
2020年分(請求は2021年5月以降)は、所得税と同じように基礎控除が10万円上がって33万円から43万円。
住民税の基礎控除
所得に応じて控除できる金額が以下のように区分されることとなりました。
合計所得金額が
2400万円以下:43万円
2400万円超~2450万円:29万円
2450万円超~2500万円:15万円
2500万円超:0円
合計所得金額が2400万円以下であれば10万円増の43万円、2400万円を超えていれば所得に応じて改正前の33万円よりも少なくなるように変更されました。
それなりの所得がある人はその分、住民税の負担をしてくださいという考え方から改正されたそうです。
合計所得が2400万円以下であれば基礎控除が10万円増。
これは圧倒的大多数がそうだと思うので(もちろん自分も)、
いい話ですね。
ただ、もうすぐ住民税の通知が自分にも来ると思うのですが、戦々恐々です。
住民税について(終わり)