早期リタイアを目指す動きがあります。
その一つ、「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」と呼ばれる生き方。直訳すると「経済的自立と早期退職」。定年を待たず、なるべく早期にサラリーマン生活を終え、資産運用などを中心に生活していくライフプランだそうです。
数年前から米国、そして欧州へと広がりを見せたFIREは全世界に拡大し、日本でも実践しようとする人が増えているそうです。今までの、70歳まで働こうとする中高年の生活と、若い時期に、早期に引退するFIRE。
違いは、少ない資産であってもリタイアに踏み切ること。
FIREは、リタイア後、主に投資などの資産運用によって生活していくことはこれまでの早期退職と同じだ。これまでと異なるのは、比較的少ない資産でリタイアに踏み切る点だ。
最低限のコンパクトな生活を続けることを前提とした資産で、負荷を感じるサラリーマン生活を早期にリタイアする。そして投資運用などで4%程度の収入を得ることで生活を続ける。
それがFIRE。
これは、今や、ごく普通の考え方のように思います。
早期リタイア「FIRE」(終わり)