Blog 真っ青な空

企業を定年退職したエンジニア、科学技術コンサルタントやってます。

自動車

BEV(電気自動車)のこと(1)

先日、クルマの半年点検のため、ディーラーに行ってきました。一時間くらいで終わるとのことなので、お店の接客スペースでパソコン作業をしながら待っていました。 さて、無事点検も終わって、ディーラーの人と、よもやまばなしをしたのですが、やはり話題は…

リコールの連鎖

自動車業界、 いろいろ問題が出ています。 まず、自動車部品メーカー世界2位であるデンソーのトラブル。 www.denso.com これは、デンソーが製造した燃料ポンプにおいて不具合があり、燃料ポンプを構成する部品の1つであるインペラにおいて、樹脂密度の低い…

ガソリン車禁止の延期

最近、急速にEV化が進んでいて、中国製のEVが世界を席巻する勢いを見せています。 https://president.jp/articles/-/74621 2023年上期、世界の電動車(EV、PHV、FCV)市場においてBYDは約117万台を販売しトップ。2位は、米テスラの約78万台、3位が独フォル…

EV・バッテリー動向(2)

今日は、電力の供給についてです。 かねてから、思っていたのは、地球環境に関わる課題からEV化は避けては通れない、しかし、ガソリンに替わるエネルギーである電気をEVに十分供給できるのだろうか?という話です。 2020年12月に、日本自動車工業…

EV・バッテリー動向(1)

ときどき、ネットで調べているのですが、 blue2020.hateblo.jp また、電気自動車(EV)やバッテリー状況を確認してみようと思います。(個人的な趣味ですね) 最近の国内の話題で言えば、やはり、トヨタの全固体電池。 jp.reuters.com ・・・ トヨタ自動車は…

日野自動車の不正行為

日野自動車のエンジン試験における不正が発覚しました。ショックですね。 www.webcartop.jp 記事によれば、日野レンジャーなどに搭載される中型エンジン「A05C」におけるNOx処理装置での不正。セレガやプロフィアにおいて大型エンジン「A09C」および「E13C」…

クルマを買う(3)

10年ほど乗ってきたHONDAのCR-Z。 スポーツタイプのいいクルマでしたが、結局、高齢の両親や親戚の評判が最悪で、同じHONDAのN-BOXに買い替えました。 これなら乗り降りも楽で、4人まで乗れるし、今までのCR-Zの悪評を挽回できそう。(CR-Zは一応、4人乗…

ホンダとトヨタ

「エンジン屋」がエンジンを捨てる――。ホンダが2040年までに世界で販売する四輪車のすべてを電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)に切り替えると発表した。 ホンダの新社長の三部さんの発表でしたね。これはインパクトが大きかったですね。 それに関連した記…

中国の電池生産

中国での電池生産の現状です。 中国車載電池産業革新連盟が発表した統計によると、2021年5月のリン酸鉄リチウム電池生産量は前年同月から4.2倍の8.8ギガワット時(GWh)となり、車載電池生産量全体の63.6%を占めた。1~5月は前年同期から4.6倍の29.9GWhで、…

水素バーナー

水素ガスを燃やす工業用のバーナーを開発するという記事です。 ・・・・・ 東邦ガスは24日、アイシンと共同で水素を燃料に用いた工業炉バーナーの実証実験を開始すると発表した。アイシンの自動車部品の工場で、東邦ガスが設計したバーナーの評価を実施。…

中国企業と連携

ちょっとした違和感。 日産自動車は1日、提携先の中国企業エンビジョンAESCと共同で、英北東部サンダーランドに電気自動車(EV)向けの大型バッテリー工場を新設すると発表した・・・という記事です。 jp.reuters.com 日本企業が中国企業と一緒に、イ…

ホンダFCV生産中止

水素で走る、燃料電池車(FCV)。 トヨタは「MIRAI」。 ホンダは「Clarity」。 2014年の年末に、トヨタは日本国内でセダンタイプのトヨタ・MIRAIを発売することを発表しました。一方、ホンダは、2016年3月、量産型セダン「ホンダ・クラリティ フューエル セル…

クルマを買う(2)

新しいクルマを買おうとしてます。 blue2020.hateblo.jp クルマを買う、買い替える。というのは既定事項なのですが、 今、乗っているHONDAのCR-Z。まだ、乗れるのに、とか、もったいない、とか。 つくづく、カッコいいクルマだな、とか。 要するに未練たらた…

トヨタの下請企業

トヨタ自動車の一次、二次下請け企業の変化についての記事がありました。 carview.yahoo.co.jp トヨタ自動車グループ(主要関連会社・子会社計15社)の下請企業は、一次下請が6380社で、2019年時点から289社増加。一方、二次下請は3万5047社で、2019年時点か…

クルマを買う

今、乗っているクルマは2010年に買ったHONDAの CR-Z(シーアールズィー)。 CR-Zは、ハイブリッドエンジンを搭載したコンパクトクーペスポーツカー。でも、2016年で生産終了となりました。 じゃあ、次はどうしよう、ということなのですが、最近、同…

水素エンジン車

以前、水素エンジンについて書きました。 BEV(バッテリー式電気自動車)やFCV(燃料電池車)のほかに、内燃機関を搭載したクルマで、水素を燃やして走る、水素エンジン車をトヨタが開発したという話です。 blue2020.hateblo.jp そして、その水素を燃やして…

高熱伝導化技術

化学繊維メーカーの東レが開発。 高熱伝導化技術です。 newswitch.jp 金属並みの放熱性を持ち、金属より軽量であることから、次世代モビリティーやモバイル機器への利用が期待できる、そうです。 東レはこれまで炭素繊維の短繊維で3次元的なネットワークを…

クルマ選び

今、乗っているクルマはホンダのCR-Z。 買ったのは2010年。 当時、すでにいい年齢だったのですが、 『意外と、年配の方も乗ってらっしゃいますよ』というディーラーの言葉に惑わされて買いました。 でも、意外と満足してました。 あれから、すでに10年…

トヨタ、今期利益2.5兆円

トヨタ自動車の決算の話です。 2021年3月期決算は、売上高が前年比8・9%減の27兆2145億円、本業のもうけを示す営業利益は8・4%減の2兆1977億円、最終的なもうけである純利益は10・3%増の2兆2452億円でした。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で急減した世…

不織布

不織布、 文字通り、繊維を織らずに絡み合わせたシート状の布のこと。 その主な用途は、マスク、紙おむつ、自動車用内装材、エアエレメント、キャビンフィルター、空気清浄機フィルターなど。 その地味な材料である不織布の話。特にクルマの内装用です。 new…

ホンダの説明

4月23日、本田技研工業は新たに社長に就任した三部敏宏(みべ としひろ)氏が就任会見を開くと供に、ホンダの近未来計画を説明しました。 その関連の記事・・・ 引用します。 www.itmedia.co.jp ホンダは新目標を大きく2つに絞った。 一つは「ホンダの二輪・…

トヨタの焦り

日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長に記者会見、の記事・・・ 引用します・・・ 「私たちの目指すゴールはカーボンニュートラル(炭素中立)なのであって、その道筋は1つではない。脱炭素の出口を狭めないでほしい」 4月22日、日本自動車工業会(自工…

出光のEV

石油元売り大手の出光興産は2月、電気自動車(EV)事業に参入すると発表。 EVは2022年中の発売を目指しており、出光系列の全国のガソリンスタンド(SS)が販売を担う。開発はレース車両の開発などを手がけるタジマモーターコーポレーションが担当し、出光は…

スマートバイク

中国のスマートバイクの記事・・・ 中国のシェア自転車のプラットフォームである「哈囉出行(ハローバイク)」がスマート電動バイクの新製品を3台発表。 この新製品発表会では、同社のスマート電動バイクに搭載されるOSの「VVSMART」も披露された。これはEV…

人工光合成

トヨタグループの中には、当然ですが、研究所もあって、 豊田中研(豊田中央研究所)が有名です。自動車関連技術の研究開発を目的として1960年にトヨタグループ9社の共同出資を受けて設立された研究所。研究所そのものが株式会社組織となっていて、資本金が3…

水素エンジン

トヨタが水素エンジン車を開発するという記事・・・ this.kiji.is www.iza.ne.jp トヨタ自動車は22日、脱炭素に向けた取り組みとして、水素を燃やして走るエンジン車を開発し、量産を目指す方針を明らかにした。走行時に二酸化炭素(CO2)を出さず、既…

ボッシュ

ボッシュは、ドイツの多国籍エンジニアリング・テクノロジー企業。その中核事業は、モビリティ(自動車関係、ハードウェア・ソフトウェア)、消費財(家電製品や電動工具を含む)、インダストリアルテクノロジー(駆動・制御を含む)、エネルギー・建築テク…

電動モーターユニット

二輪車メーカーのヤマハ。 ヤマハは、以前からモビリティ向け電動モーター(35~200kW)の試作開発を受託しているが、新たにハイパーEVなど高出力帯モビリティへの搭載を想定した最大出力350kWクラス(動作電圧800V)の電動モーターユニットを開発。開発品は…

内燃機関の行方

内燃機関であるエンジン(ICE、Internal Combution Engine)はどうなるのか。 自動車は、電動化まっしぐらで、もう早々にガソリン車は駆逐されてなくなってしまうのではないか、そんな雰囲気です。 でも・・・という記事です。 carview.yahoo.co.jp 昨年秋時…

アイシン事業再編計画

経済産業省は3月31日、アイシンの事業再編計画を産業競争力強化法の規定に認定したと発表。アイシンの事業再編計画はアイシン精機が子会社であるアイシン・エィ・ダブリュと経営統合して経営の効率化や開発リソースの集中を図ることで、事業・管理面、技術面…