Blog 真っ青な空

工学博士が環境を考える

開発

バイタルチェック

住友理工は、座るだけでバイタル(心拍・呼吸)や体動情報などを取得できる「ドライバーモニタリングシステム」のプロトタイプが完成したと発表 ・・・という記事。 response.jp 自動車業界では現在、カメラやレーダーなどによって走行時の安全性や快適性を…

シャープ蓄冷材

家電・液晶パネルメーカー大手のシャープが、長年培ってきた液晶技術を保温・保冷用途で活用しようとしている。冷蔵庫の温度と室温の中間くらいの温度で保管が必要な野菜や果物向けに、12℃の温度を保つことのできる蓄冷材のほか、アウトドアで飲み物を保冷で…

日本の科学技術を考える(5)

日本の科学技術を考えています。 blue2020.hateblo.jp 失われた20年という言い方がよくされます。バブル崩壊後の1990年代から2010年代初頭までの20年間のことです。この間に、日本は停滞し、韓国、中国、あるいはインドなど新興国の追い上げにさらされ、…

日本の科学技術を考える(4)

今回も、科学技術を支える「博士」についてです。 blue2020.hateblo.jp 前回は、一万人の博士をアメリカの言うがままに作ってしまって、その使い道がなかった、という話を書きました。 で、その一万人の博士ですが、ごく一部は、大学などのアカデミックポジ…

日本の科学技術を考える(3)

今回は、科学技術を支える「博士」についてです。 工学博士や理学博士など。 自然科学系の「博士」については前にも書いています。 blue2020.hateblo.jp blue2020.hateblo.jp 博士の数は2003年くらいがピークで、だんだん減っているようです。 そもそも…

日本の科学技術を考える(2)

最近の大学、特に理系の大学についてです。 独立行政法人になって、自立化を促され、研究費を自分で稼いで、そのお金で研究を行うようになっています。あと、大学発のベンチャー企業、あるいは大学がベンチャー投資を行うとか。そんな動きが活発化しています…

科学技術の行方(日本)(3)

日本の科学技術の行方について、ときどき書いています。 blue2020.hateblo.jp blue2020.hateblo.jp 今回は、日本の科学技術のビジョンについてです、 今、2021年度から2025年度までの5年間を対象とする次期科学技術・イノベーション基本計画の検討を進めてい…

科学技術の行方(日本)(2)

日本の科学技術の行方について考えています。 blue2020.hateblo.jp 地球温暖化対策とか、脱炭素とか、再生可能エネルギーとかの技術を調べていて、こういうことかな、と思ったことがあります。 こうした大きなテーマだと、日本の国がお金(税金)を出して、…

電動バイク

自動車(4輪車)のEV化はよく言われているのですが、同じガソリンエンジンを搭載しているバイクはどうなのか。 ヤマハの社長のインタビュー記事(12/15)がありました。 response.jp ヤマハ社長;政府が2035年までにガソリン車を廃止することを目指す方針を…

科学技術の行方(日本)(1)

日本の科学技術について考えてみます。 毎年、秋。ノーベル賞の季節になると、日本人が受賞するかどうかが注目されます。 その受賞者の数、ランキングですが、日本は7位。自然科学部門では世界5位。アジアで唯一です。とても誇らしく思います。 でも、この…

科学技術の行方(中国)(3)

中国の政策の一つに中国製造2025があります。製造業をより強化する、ということで少し前に話題になったものです(2015年に中国が発表)。 製造業を主とした強い国になる、というロードマップです。それは3つの段階で成り立っています。最終的には共…

科学技術の行方(中国)(2)

大国中国の科学技術に対する取り組みを調べています。 最近、菅総理による日本学術会議の会員任命拒否問題に関連して、日本学術会議が、中国の「千人計画」に協力しているのではという憶測が広まっています。 その千人計画というのは、やはり中国の科学技術…

科学技術の行方(中国)(1)

中国の科学技術。猛烈な勢いで進展しているようです。 はたして我々が学ぶべきことはあるのか、そんな視点で中国の科学技術について調べてみました。 まず、概略です。 2016 年の中国の研究開発費は25.7 兆円規模で、日本(18.4兆円)を超え、米国(55.6 兆…

産学官プロジェクト研究

産学官の共同研究、 企業と大学、それと国(または県とか)の3者が関わる共同研究のことについてです。 以前、自分が経験したプロジェクトにJSTの委託開発というものがあります。これは、まさに産学官の共同研究です。 blue2020.hateblo.jp 自分が所属する…

将来に向けた基礎研究の現状

日本の科学技術についての憂いを聞くことが多いです。 日本人がノーベル賞を受賞できるのも過去の成果があるから。今、日本の基礎研究は衰退してしまっているから、これから先、もうノーベル賞はとれなくなる、みたいな話です。 www.sankeibiz.jp 確かに、そ…

ベンチャー企業動向

日本のベンチャー企業。 2019年時点で日本の大学発ベンチャー企業数が2566社に達したそうです。(経済産業省調べ) maonline.jp 1989年度以前は54社、1995年度に112社と100社を超え、2004年度に1207社と1000社の大台に。2008年のリーマン・ショックによ…

基礎研究から商品化まで

企業に在籍しているときに、基礎研究から商品化までの仕事をこなしました。 会社は組織なので、仕事は分担して行うのが普通です。でも、新事業となると、なにがなんなのかよくわからず、誰がやるのか、はっきりせず、混乱しがちです。ということもあって、自…

電池の研究(2)

電池の研究についてです。 blue2020.hateblo.jp 以前、『全樹脂電池』の研究について書きました。でも、なんといっても、ポストリチウムイオン電池の本命は『全固体電池』です。トヨタ自動車が精力的に進めています。 2020年1月に開催されたオートモー…

地球温暖化のはなし(つづき)

ちょっと前に地球温暖化のはなしをしました。 そのつづきです。 blue2020.hateblo.jp 温室効果ガスの排出(これは、ほぼ二酸化炭素で、石油を燃やす、ガソリン燃焼させてでエンジンを動かすことで発生)⇒ 太陽光を吸収(二酸化炭素は赤外領域に吸収帯を持つ…

電池の研究(1)

最近の電池研究についてです。 電池の重要性は自分が言うまでもなく、日に日に高まっています。で、その主なターゲットはクルマです。現行のガソリン車並みの航続距離が電池で達成できれば、電気自動車(EV)へのインパクトは大です。今まで、内燃機関(エン…

地球温暖化のはなし

人が住んで、仕事して、生活する環境は、当たり前ですがきれいな方がいい。 きれいな空、きれいな水、であるべき。 そのために、地球温暖化を防がなくてはならない、と言われています。そして、そのためには二酸化炭素の排出を減らさなければならない、とい…

新商品開発の行方

今まで、ずっと新商品開発をやってきました。1980年代後半から、つい最近まで新しい事業、新しい商品の開発です。 最近、なんとなく感じる手詰まり感。もう定年なんですけどね。それを、大企業の中央研究所に勤めている『えの吉』さんがずばり書いていま…