Blog 真っ青な空

企業を定年退職したエンジニア、科学技術コンサルタントやってます。

定年延長(1)

長年、勤めた会社を定年退職し、ほそぼそですが起業しました。

前にも書いたのですが、定年退職後の選択肢に定年延長(再雇用)があります。
これは、今ままで勤務してきた会社にそのまま勤める、ということです。

自分の場合も、希望すれば再雇用(65歳まで)が可能だったのですが、最初からまったくその気がありませんでした。再雇用を希望する動機は、65歳までの年金受給のつなぎ、あるいは定年後の税金を払うためです。60歳でいったん定年になっても、翌年はその年の収入に応じて住民税を払わなければならず、その負担が大変なのです。

 

そんな理由で60歳以降も働いている方が多いようです。

 

blue2020.hateblo.jp

 

自分の場合は、幸いなことに経済的に恵まれていて、サラリーマンの煩わしい人間関係はもういいかな、ということで再雇用は希望せず、起業しました。

 

ここで定年延長や再雇用のこと、一般的な話を書いてみようと思います。一部はネットからの引用です。


・・・同じ会社に残って仕事を続ける場合は、就職活動をする必要がなく、採用されないという心配もありません。報酬面もある程度は見通しを立てることができます。長年通ってきた職場ですから、新しい場所に慣れるためのストレスもないでしょう。その半面、今まで部下だった人が上司になるなど、仕事がやりにくいと感じたり、我慢しなければならなかったりする場面が出てきます。職責を解かれて仕事は楽になった分、充実感も減ってモチベーションが下がります。周囲の態度も変わり、「歳をとった」「役割は終わった」とか、実感する人も多いでしょう・・・

 

これはまさしく実感したことですし、現実はそうだな、と納得です。しかし、こんな状態で60歳から65歳まで定年延長で働けるのでしょうか?どうやってモチベーションを維持することができるのか、はなはだ疑問です。

 

そんな現状にもかかわらず、70歳までの就業機会確保を企業の努力義務、とする動きすらあるようです。

 

www.dodadsj.com

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60歳からさらに10年間、どんな立場で、どんな気持ちで、どれほどの給料ではたらくことができるのか、まったく想像できず、そのイメージもわきません。

 

定年延長(1)(終わり)