Blog 真っ青な空

工学博士が環境を考える

新商品

シャープ蓄冷材

家電・液晶パネルメーカー大手のシャープが、長年培ってきた液晶技術を保温・保冷用途で活用しようとしている。冷蔵庫の温度と室温の中間くらいの温度で保管が必要な野菜や果物向けに、12℃の温度を保つことのできる蓄冷材のほか、アウトドアで飲み物を保冷で…

日本の科学技術を考える(4)

今回も、科学技術を支える「博士」についてです。 blue2020.hateblo.jp 前回は、一万人の博士をアメリカの言うがままに作ってしまって、その使い道がなかった、という話を書きました。 で、その一万人の博士ですが、ごく一部は、大学などのアカデミックポジ…

日本の科学技術を考える(3)

今回は、科学技術を支える「博士」についてです。 工学博士や理学博士など。 自然科学系の「博士」については前にも書いています。 blue2020.hateblo.jp blue2020.hateblo.jp 博士の数は2003年くらいがピークで、だんだん減っているようです。 そもそも…

日本の科学技術を考える(2)

最近の大学、特に理系の大学についてです。 独立行政法人になって、自立化を促され、研究費を自分で稼いで、そのお金で研究を行うようになっています。あと、大学発のベンチャー企業、あるいは大学がベンチャー投資を行うとか。そんな動きが活発化しています…

日本の科学技術を考える(1)

中西輝政著の「国民の文明史」を読んで、日本という国には、本来、「換骨奪胎の超システム」があって、 その流れをくむのが、意外と京都大学の理系の人たちであって、それは、ノーベル賞科学者の湯川秀樹や福井謙一だ、という議論に驚きました。 blue2020.ha…

自動宅配

エネオスがSSをベースに宅配ロボットの運用試験を行うそうです。 response.jp ENEOSは1月28日、ZMP、エニキャリとともに東京都中央区佃・月島エリアで、飲食店やコンビニなどの商品を自動宅配ロボットでデリバリーする実証実験を2月8日~26日に実施すると発…

藻のはなし

以前、カーボンリサイクルについて調べました。その中で、『藻』への期待が大きいことがわかりました。微細藻を使ったバイオジェット燃料やバイオディーゼル燃料の製造などのことです。 blue2020.hateblo.jp これは藻をつかって光合成させて、効率よくバイオ…

新規事業を振り返る(4)

新規事業の立ち上げ。 10年前の話をずっとしています。 今回は、会社の中で、新しいことをやる際の、『モチベーション』についてです。 新規事業や新技術に携わる人。そのモチベーションは結局何なのか、ということについて考えてみます。 理系であれば、…

新規事業を振り返る(3)

自分が経験した新規事業について書いています。 前回は国プロについてでした。今回もそのつづきです。 blue2020.hateblo.jp 国プロに関わるということで、研究開発日程がFIXされ、予算も確保されます。しかし、あたりまえのことですが目標も明確化し、その達…

新規事業を振り返る(2)

以前、立ち上げた新規事業のことを書いています。 blue2020.hateblo.jp 今回は、それに至る過程についてです。 自分は、研究者、技術者で、新商品を目指した研究を行ってきました。その研究のやり方なのですが、まず、大学などとの共同研究をスタートさせま…

新規事業を振り返る(1)

企業に勤めていたころ、新規事業を立ち上げました。 そのころのはなし、守秘義務があるので、それに触れない程度で書いてみます。 2010年ころの話です。 事業が立ち上がったのが2010年なので、実際プロジェクトが稼働したのは2005年くらいからで…

基礎研究から商品化まで

企業に在籍しているときに、基礎研究から商品化までの仕事をこなしました。 会社は組織なので、仕事は分担して行うのが普通です。でも、新事業となると、なにがなんなのかよくわからず、誰がやるのか、はっきりせず、混乱しがちです。ということもあって、自…

電池の研究(2)

電池の研究についてです。 blue2020.hateblo.jp 以前、『全樹脂電池』の研究について書きました。でも、なんといっても、ポストリチウムイオン電池の本命は『全固体電池』です。トヨタ自動車が精力的に進めています。 2020年1月に開催されたオートモー…

電池の研究(1)

最近の電池研究についてです。 電池の重要性は自分が言うまでもなく、日に日に高まっています。で、その主なターゲットはクルマです。現行のガソリン車並みの航続距離が電池で達成できれば、電気自動車(EV)へのインパクトは大です。今まで、内燃機関(エン…

新商品開発の行方

今まで、ずっと新商品開発をやってきました。1980年代後半から、つい最近まで新しい事業、新しい商品の開発です。 最近、なんとなく感じる手詰まり感。もう定年なんですけどね。それを、大企業の中央研究所に勤めている『えの吉』さんがずばり書いていま…