再生可能エネルギーという言葉。
広義には太陽・地球物理学的・生物学的な源に由来し、利用する以上の速度で自然界によって補充されるエネルギー全般を指す、のだそうです。
太陽光、風力、波力・潮力、流水・潮汐、地熱、バイオマス等、自然の力で定常的(もしくは反復的)に補充されるエネルギー資源より導かれ、発電、給湯、冷暖房、輸送、燃料等に用いる。
2018年を例にとれば、日本の電源のうち21.4%が再生可能エネルギーということになります。
また、2019年では、再生可能エネルギーの占める割合は25%となり、前年より拡大しています。原子力が増えているものの、そのほかで目立つのはやはり太陽光です。
世界の太陽光発電導入量の推移をみてみます。
2018年の世界の太陽光発電市場は、中国における導入抑制政策により縮小も懸念されたものの、2017年と同レベルの市場規模は維持できており、導入量は約100GW規模となる見込み。新興市場での導入増、オーストラリア市場及びドイツ市場の成長により、約100GWの導入量が見込まれている、ということです。
やはり主役は太陽光発電の様相ですね。
ほかにも再生可能エネルギーはあるのですが、風力、波力・潮力、流水・潮汐、地熱、バイオマスなの、これらは誰でもできる、というわけではありません。国や自治体が主体でやったとしてもどこの場所でもできるというものではない。
一方、太陽光は、基本的に地球上のすべての場所に降り注ぐものなので、とりあえず、誰でも利用することが可能です。
そんな単純な理由で、おそらく太陽光は再生可能エネの主役になるのだと思います。
あとは、そこで得られた電力を、どうやって貯めるのか、どうやって送るのか、ということだと思います。
ソーラーエネルギー利用の必然性(終わり)