会社を定年退職すると、税金、健康保険、それと年金の扱いが変わります。
会社員の時代は、給与天引きですべて終わっていて、せいぜい年末調整があって、払いすぎた?税金が帰ってくるくらい。
その会社を去ると、当たり前ですが、全部自分でやらなければならない。
自分の場合、個人事業主になったので税金は、確定申告(青色)しました。会計ソフトを買って、ひとつひとつ、調べながらなんとか申告書を作成し、税務署に提出しました。一応、受領してもらって、還付金も帰ってきたので、作成した申告書は合格だったようです。念のため、まだ領収書は全部とってありますが。
健康保険は、会社員時代のものを延長しました。2年間はそのまま使えて、そのあとは国民健康保険へ切り替えなければならないそうです(任意継続制度)。
しかし、この保険料が高い。
会社員の場合、毎月納める保険料は会社と折半。
ということは、今、その倍額を払っているということですね。
あと、年金。
会社員ではなくなったので厚生年金は払っていません。また、国民年金は60歳未満までということなのでもはや自分は対象ではありません。逆に、企業の年金基金というのがあって、それは60歳から支給されはじめました。肝心の厚生年金の受給は64歳(特別支給の老齢厚生年金)からですね。
まだ、間があるので、働かなくてはなりません。
やっぱり、税金と保険料がきつい。
税金は前年度実績に基づくので、自分の会社員時代の最後の年の収入に対して課税されます。それと保険料は、会社員時代そのままですね。
今年は、最低、税金と保険料分は稼がなくてはならないのです。
税金、保険、年金のこと(終わり)