2020年度がもうすぐ終わります。
ついこの間までは、会社員だったので税金とか保険料とか会社がほとんどやってくれていました。なのであまり、納税についてそれほど意識することはありませんでした。
しかし、定年退職して、そのあと、一応、個人事業主になって、
今年、はじめて「青色申告」をやりました。
2020年は途中までは会社員で、後半から個人事業主に変わったので、ややこしいなと思っていましたが、会計ソフトを導入して、言われたとおりに入力して(退職金とかも含めて)、やってみると、思いのほか、簡単に書類を作成することができました。
会計ソフトも年間契約で1万円ちょっとなので、まあいいかな、という値段でした。
確定申告には、白色と青色があるのですが、なにが違うかと言えば、青色では、所得から最大65万円の控除が受けられるということです。これが決定的に大きい。
また、事業に必要な支出を経費として計上できること、
旅費交通費や、接待費、通信費、電気・水道代まで、経費とすることができます(ただ全額ではなく、生活に必要なものとの按分は必要なのですが)。
こうして、青色申告書類を作ってみて、思惑どおり還付金をいただけることになりました。2月に書類を税務署に送って、つい先日、はがきが来て、その還付金の金額が決まり、振込みます、という連絡がありました。
よかった。
はじめてのことで心配だったのですが、
これで自分が始めた個人事業も形になったような気がしました。
閑話休題(13)(終わり)
※思いついて、すぐに青色申告ができるわけではなく、申告する前の年度までに「開業届」と「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。