ボルボとホンダ、それぞれのEVシフト。
当面のEVシフトはプレミアムEV市場(ボルボ)とのB2B商用市場(ホンダ)の2軸を中心として進行する可能性があるという記事・・・
ボルボは、
「2025年にグローバルでボルボ新車の50%をピュアEV(完全なEV)、また2030年には100%をピュアEVとしボルボはEV専業メーカーに生まれ変わる」
そして、ボルボ本社の発表では、オンライン販売チャンネルに多額の投資を行い、EV販売はすべてオンライン販売に移行する、ということだそうです。
それがボルボの戦略。ほぼ専業となった電気自動車をオンラインで販売する
一方のホンダ、
その新EV戦略は「eMaaS」というそうです。
これは、脱着式バッテリー「モバイルパワーパックe」を活用するEV構想で、ホンダがインドで社会実証を行っている電動3輪車、電動リキシャ(インドでの小型タクシー)など電動車に使うほか、このモバイルパワーパックeを2つ利用するモバイルバッテリー、4つ利用する家庭用定置型バッテリーステーションなど、さまざまな用途に応用するという。ホンダはこれを「eMaaS(イーマース)」と呼び、電動モビリティとエネルギーサービスの融合を目指す。
要するに、EVを売ることと、バッテリー事業を分ける。
「EVではバッテリー事業を切り離すことが重要。電動車への1次利用で初期投資を回収し、2次使用でもバッテリーシェアリングを続けるという中長期的な事業戦略により利益が生まれる」のだそうです。2次使用が、B2B商用市場ということのようです。
そんな動きもあるようです。
EVシフト(終わり)