住友理工は、座るだけでバイタル(心拍・呼吸)や体動情報などを取得できる「ドライバーモニタリングシステム」のプロトタイプが完成したと発表
・・・という記事。
自動車業界では現在、カメラやレーダーなどによって走行時の安全性や快適性を高める研究開発が盛んに進められている。住友理工では、これらに加えて、走行中に発生する振動環境下でも、乗員のバイタルデータが計測できるドライバーモニタリングシステムの開発を進め、より安全な移動の実現に貢献することを目指している。
ドライバーモニタリングシステムは、同社独自開発の柔軟で電気を通す特殊なゴム材料「スマートラバー(SR)」を用いたセンサー。シートに設置するだけで、座面に伝わる微弱な振動を検知し、独自のアルゴリズムで心拍数や呼吸数、体動情報を推定できる。スマートフォンや各種ゲートウェイなどを介し、クラウド上で状態推定解析を行うアプリケーションやサービスへの活用を想定している。
本製品は、座るだけで乗員のバイタルデータを取得できるのが特長。将来的には、眠気を感知した際にアラートを出したり、異常時対応システムに発展させ、バスやトラック、タクシーなどの事業者による安全な運行管理など、さまざまなサービスへの応用が期待される・・・・
これは、期待される技術ですね。
日常の生活や普通に働いているときに、自然に健康データの取得ができるというのは、ストレスもなくていいかな。バスやタクシーの安全な運行管理にも使えるし、乗務員本人の健康データとして医師や病院で活用することもできそう。
バイタルチェック(終わり)