定年後の生き方について書かれた本。
それの書評です。
著者は1955年生まれなので、自分より若干上の世代。
・・・ただ、同じ『しらけ世代』に属するようで、この世代の特徴は、主語が『オレ、私』であることだそうです。自分しか興味がない、独立心が旺盛。自主自立を重んじる世代で、これはなにかというと『我々は』と言ってしまう団塊の世代とは対照的・・・
そんなことを言ってますね。で、かなり同感です。
それで、だから、定年後を好きに生きるべき、という考え方もまったく同意しますね。
しかし、この好きに生きるということ。
じゃあ具体的に何をすべきなのか。自分らしい、自分だけの定年後。
それを見つけるのが本当に難しい。
10代後半から20代にかけて、自分は何をしたいのか、何に向いているのか。
自分探しの時期がありました。
それを、またやらなければならない。
そんな重い空気も感じるのです。
定年後を好きに生きる(終わり)