Blog 真っ青な空

工学博士が環境を考える

新規事業を振り返る(2)

 以前、立ち上げた新規事業のことを書いています。

 これから新規事業の立ち上げを目指す人のために!新規事業のアイデアの ...

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今回は、それに至る過程についてです。

 

自分は、研究者、技術者で、新商品を目指した研究を行ってきました。その研究のやり方なのですが、まず、大学などとの共同研究をスタートさせました。こんな研究がいいかな、と思い定めて、一緒にやれそうな大学をあたって、共同研究を打診してました。総じて大学の先生方は好意的で、よほどのことがない限り、受けていただけます。

 

外部の方と一緒に研究を進めることで、より客観的になれる、独りよがりでない研究を行える、など、いいことが多くあります。また、研究の成果がアカデミックの分野で評価されることもあります(学会発表や論文など)。その評価結果をもとにさらに展開を考えてゆくこともできます。なので、大学との共同研究は企業にとって、とても大事で有益だと思っています。

 

で、また、その研究内容(成果)によっては、また、そのタイミングによっては、国プロ(NEDOJSTが主導するような)に参加することもあります。実際に、自分が携わった共同研究は、NEDOJSTのプロジェクトになってゆきました。もし、企業単独で進めていたら、おそらくこのようなプロジェクトにはなっていなかったように思います。これも大学との共同研究のいいところかな、と思います。

 

しかし、企業側(経営側)からすると、NEDOJSTのプロジェクトが、企業業績になんの関係があるのか、新商品開発の上で、やる意味があるのか、という疑念が出るかと思うのですが、自分の経験上、結果として商品化につながり、売り上げに貢献した、ということですから意味あり、という話になります。もっと、具体的に言えば、自分がいた企業は、NEDOJSTという国家プロジェクトのブランドを使って、積極的に宣伝(プレスリリース)し、そこで新規顧客を掴んでいます。要するに、そのブランドイメージを利用して販売活動につなげたということです。

 

新規事業にはいくつかのターニングポイントがあると思います。
研究から事業立ち上げに向かう折り返し点。

 

その一つがこの国プロだったと思います。

 

新規事業を振り返る(2)(終わり)