Blog 真っ青な空

工学博士が環境を考える

内燃機関の行方

内燃機関であるエンジン(ICE、Internal Combution Engine)はどうなるのか。

自動車は、電動化まっしぐらで、もう早々にガソリン車は駆逐されてなくなってしまうのではないか、そんな雰囲気です。

 

でも・・・という記事です。

 

carview.yahoo.co.jp

 

昨年秋時点の予測を平均すると、EUでの新車乗用車販売に占めるICE搭載車の比率は2030年時点で68~75%程度(HEV含む)、BEV(電気自動車)は25~30%、PHEVは7~12%、FCEV(燃料電池電気自動車)は2%以下の見通し。
※ちなみに2020年ではICE搭載車は90%

 

世の中がカーボンニュートラルで騒いでいるほどにはBEVの急増はなさそう。

 

この理由は、
現状の生産技術では小型BEVを1台生産するときのCO2排出は、同じサイズのガソリン車1台を製造する場合に比べて「3割ほどCO2排出が増えてしまう」。また、高性能LiBの極材に使われるコバルトや電動モーターの磁石に使われるディスプロシウムなど希少金属の資源問題があり、電池の生産量増大に対応できない。

 

それで、内燃機関の行方ですが、内燃機関と電動モーターが「互いの欠点を補い合う」という方向が2020年代半ばの主力になるものと思われる。つまり、すべてがBEVになるわけではなくICEと適材適所でCO2排出の削減を狙う方向が2020年代のパワートレーン展開になるという・・・・そんな記事。

 

 

電気自動車の研究開発は急ピッチで進められているけど、まだまだ内燃機関はしぶとく生き残りそうですね。でも、中国では爆発的な勢いで、小型EVが売れている。ちょい乗り、通学通勤には便利だから。BEVのシェア拡大は、方向性として、間違いないのですが、そのスピードは、思ったより遅い。

 

そう認識しておくべきなのかもしれません。

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内燃機関の行方(終わり)